悪魔なアイツ
そこへNaoyaが
やってきた。


『おい愛梨!!
今夜俺の家に来いよ』


「あ…あのね………」


『今日は愛梨ちゃん
疲れてるみたいで
家に帰るってさ』


『そうなのか?愛梨…』


「うん…家には帰る」


『じゃあまた明日な』


そう言ってNaoyaは
頭を撫でてきた。
そして耳元で言った。


『明日は帰さないから』


Naoyaは私をギュッと
抱き締めた後、
おでこにキスをした。


『あ〜名残惜しいな。
でも……またな。』


そう言って手を振って
帰っていった。
< 67 / 194 >

この作品をシェア

pagetop