ビターに愛して シュガーな恋心
莉子Side②
私は一年生の教室に入る
教室内を見渡すと、すでに藤城君は登校していた
友人たちと輪になって、楽しそうに笑い合っている
私は自分の席に鞄を置くと、誰とも会話をせずに椅子に座った
昨日から、通い始めた私には誰も知り合いはいない
2か月間…通っていないのは、すごく痛い
すでに友人たちの輪が出来上がっており、中に入れない
『私も仲間に入れて!』なんて私には言えない
藤城君はたくさんの友人たちに囲まれていた
男女関係なく、愛されている…ように見える
羨ましいなあ
私には無理だから
中学で、友人作りに失敗している
高校では心機一転
新しい友人を作ろうと思っていた
彼氏も…作って楽しい人生にしようと思ってた
けれど
過去は消せなかった
恐怖心、疑心は私の心をむしばんでる
すでに友人の輪が出来上がっている中に、入っていく勇気など
私にはない
教室内を見渡すと、すでに藤城君は登校していた
友人たちと輪になって、楽しそうに笑い合っている
私は自分の席に鞄を置くと、誰とも会話をせずに椅子に座った
昨日から、通い始めた私には誰も知り合いはいない
2か月間…通っていないのは、すごく痛い
すでに友人たちの輪が出来上がっており、中に入れない
『私も仲間に入れて!』なんて私には言えない
藤城君はたくさんの友人たちに囲まれていた
男女関係なく、愛されている…ように見える
羨ましいなあ
私には無理だから
中学で、友人作りに失敗している
高校では心機一転
新しい友人を作ろうと思っていた
彼氏も…作って楽しい人生にしようと思ってた
けれど
過去は消せなかった
恐怖心、疑心は私の心をむしばんでる
すでに友人の輪が出来上がっている中に、入っていく勇気など
私にはない