ビターに愛して シュガーな恋心
第二章
莉子Side①
「んもうっ! なんで別々に寝てるのかしら…」
せっかく二人で同じベッドで、寝られるチャンスを作ったのに
私は兄様の部屋に入ると、ため息をついた
桃香さんは兄様のベッドで寝ている
それはいい
とっても良いこと
でもなんで兄様はパソコンの置いてある机に向って、腕を組んで寝ているのよ!
パソコンの角に頭をぶつけて、記憶喪失にでもなればいいんだわ
それで桃香さんを好きなこと以外、ぜーんぶ忘れて、いちゃつく毎日にしてしまえばいいのよ!
せっかくのチャンスを無駄にするなんて、兄様らしくないわ
同じ部屋にいるんだから
ベッドにちょこっと体を入れれば、それで終わりじゃない
あとは互いの思うままに抱き合えばいいのよ
なのに
どうして別々なの?
私は頬を膨らませながら、背を兄様の部屋に背を向けた
せっかく二人で同じベッドで、寝られるチャンスを作ったのに
私は兄様の部屋に入ると、ため息をついた
桃香さんは兄様のベッドで寝ている
それはいい
とっても良いこと
でもなんで兄様はパソコンの置いてある机に向って、腕を組んで寝ているのよ!
パソコンの角に頭をぶつけて、記憶喪失にでもなればいいんだわ
それで桃香さんを好きなこと以外、ぜーんぶ忘れて、いちゃつく毎日にしてしまえばいいのよ!
せっかくのチャンスを無駄にするなんて、兄様らしくないわ
同じ部屋にいるんだから
ベッドにちょこっと体を入れれば、それで終わりじゃない
あとは互いの思うままに抱き合えばいいのよ
なのに
どうして別々なの?
私は頬を膨らませながら、背を兄様の部屋に背を向けた