悔しいケド大好き…!!(上)
私は走って 菜々子を追った。
ドン…
『ったぁ・・・』
調度曲がり角、私は誰かに
ぶつかった…。
『あ…あの、すみません。
だ、大丈夫…ですかっ…?』
…女の人の声…………………
というよりも…
まさかと思い 顔をあげる。
『…やっぱり。』
私は思わず声を漏らした。
女の人は…
私の1番よく知ってる人。
何を隠そう 菜々子だった。
『…菜々?』
『…菜々子。』
『『なんでここに?』』