悔しいケド大好き…!!(上)
尾碕家。
『なぁ…俺ん家寄ってもらったのは…バスケのルールを覚えてもらうためなんだ。』
『へ???ルール?』
『ある程度知っとかないとな。』
あぁ…
ルールね。
ルール…
緊張しますよ…
尾碕と二人。
私は…
何も考えずに
言ってしまった。
『尾碕の事、好きなんだけど』
『え…?』
っ!!!
なに言ってんの!
最悪…
『ぢゃあ…付き合う?』
『え…?!ちょっと待って!尾碕は私の事、好きなの…?』
『好きだよ…?』
『ホントに、ホントに好き?』
『…ごめん、わかんね。』