悔しいケド大好き…!!(上)










『俺…さ。竹村が………
辛そうな顔してるの…
もう、見たく…ないんだ……』


………???
最初は 何を言っているのか
分からなかった。


『…竹村が、好き…ごめんな?教師失格だよな?わかってるんだ…だけどさ、やっぱり…』

先生が言いかけた時…

ガシャン!!!

ビクッ(+_+)



なっ…何???
















『何がだよ…誰が好きだって?ふざけんな、竹村は…
俺のモンだ!!』

ハァ…ハァ…
と、息を切らして
目の前に立つ彼は…
片野先生に怒鳴った。



『尾碕…?おま…いつから』

そう…
目の前にいるのは 尾碕。

でも…どうして。





『いつからって…ずっとだけど?』

尾碕は 少し怒っているのか
片野先生を睨んでいた。




『尾碕…?』

私は震えた声で
尾碕に声をかけた。



尾碕は 強引に
私の腕を引き…

走って 走って 走った。

ハァ…ハァ…

もぉぉ!!!!!
今日何回腕引かれた???


もぉ駄目っっっ!!


『っ…!尾碕っ!』

調度 尾碕が手を離した…

『『………』』

…長い沈黙…







それを破ったのは…
尾碕。

『っ…かつく…『え?
『むかつくんだよ!!!』

ビクッ(+_+)

また体が…

びっくりするよ…
だっていきなり
怒鳴るし。


『なんで告白されてんだよ…』

『ごめ…って!?…え?!』

なっなっなっ…
なんでって………

『尾碕には…カンケーな『あるんだよ!』

はっ???
なに言っちゃってんの???


いやいやいや…
カンケーないでしょ。

だって尾碕は………


『だって尾碕は…彼氏でもなんでも…ないぢゃん。』


尾碕の顔をみると…
私は 驚きを隠せなかった。


尾碕が…
泣いてる…。









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