悔しいケド大好き…!!(上)



『やったー(^_^)v』

『菜々子…うるさい。』

『あ…うん、ごめ…あぁ!!』

『なによ…』

『ヒロがカットしたよ!?』

…あ、本当だ…。

頑張って!!





シュッ…

尾崎がシュートを打った。
誰もが尾崎の勝利を信じた
その時…

バンッ…!!

ゆーきがブロックして…

そのまま…レイアップ。
スッ…
















うそ…でしょ?

『…ハァ、ヒロ…俺の勝ちだな…言う事 聞いてもらおうか。』
『ハァ…くそっ!!
ハァ…ハァ…ハァ…』

『ぢゃあまずわ…
そこの女とキスしてみろ。』

そういって ゆーきが私たちの
方を指さす…

いや…正確には…
菜々子の方を…。

『ハァ…はっ?…なに、
言ってんの?…ハァ…』

『できねーの?』

『っ…るせーよ…』

『わかった…ぢゃあ、うーん』

ゆーきは悩みながら 顎に手を当てている。

『ぢゃあ、バスケ部やめろ』

『え………』

『ただし…一週間だ。』

…なんだ。
一週間かぁ…

ってゆー事わ 私が尾崎と…
付き合い直す予定だった日。


『あと…わ、『待て…』

『あ?『一つぢゃねーの?』

『ったりめーだろーが…。』

『ゆーき…お前本当に 親友かよ…なぁ。俺から菜々も、バスケットも奪うのかよ?』

『…最後わ、さ…
親友の証だからな…?
感謝…しろよ!!』

その口調に ゆーきのファンのこたちが…驚いてる。
















『…感謝なんてしねーよ。』

『…どーかな?感謝してくれねーんなら…やめよーかな?』

『…言えよ。』




『お前…今から菜々に告れ。
そして、付き合ったれ…
ただし…俺の前でイチャイチャすんなよ?』
















『は…?』

『んだよ…いいのか?』

『いや…いくない。
本当に…いいの?』

『俺らって…親友だよな?』

『お、おぉ。』

『俺、菜々が好きだけどさ。
お前程ぢゃねーし。』
< 80 / 136 >

この作品をシェア

pagetop