悔しいケド大好き…!!(上)




『っ…バカ!』

『…春サンに会ってきたの。』

『は?なに言って…
『ヒロの声、届いたから…
それと、春サンから…伝言。』


春サンは ヒロわ信じないだろーから 二人の合言葉を教えてくれた。

″ヒロ 春 永遠不滅″

ヒロわ その後驚きながらも
信じてくれた…




それで…

ごめんって言ってて…
ありがとうって…

それと、春サンわ やっぱりヒロが今でも大好きだって…

春サンが 私を助けてくれたんだ♪って…






『春わ…恨むべき人間ぢゃあ…なかったみたいだな。』

『…そーだよ、ヒロ!』

『菜々…ごめん。』

『ヒロ…私 ヒロが春サンの代わりとして見ていたとしても…

春サンなら …あんなにも素敵な人なら…仕方ないか…って、
思えたからさ。』




『それわ…違うから。』

『なによ…違わないぢゃん』

『俺、春わ吹っ切れたから…
菜々が…今わ菜々が、1番。』

『…いーの?そばに…いても』

『…そばにいてください//』












『…なんか、プロポーズみたいだね…』

って 二人で笑い合った。







今度は 今度こそ…
私はヒロの 本当の彼女に
なれたね…






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