あなたとわたしの診察室~医大生と看護学生~



「ねぇ啓太、ここって・・・」


「お前が帰りたくないって言うからだろ。」





私たちが来たところは、高級そうなホテル。




「今日帰らなくていいの!?」


「いいからここ来たんだろ。ばーか。」




やばい!

すごく嬉しい!!




啓太は私の手をとり中に入った。







「予約してる葛城です。」









・・・ん?


予約?






「啓太、予約してたの?」


「瑞希が帰りたくないって言うの、わかってたからな。お前のことは何でも分かる。」






何でもとか、恥ずかしい!!




でも、それだけ私のこと見てくれてるってことだよね・・・。




やっぱり啓太は最高の彼氏!!





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