あなたとわたしの診察室~医大生と看護学生~


「啓太の好きなやつって、その子?」

「そ。」

「へー。可愛いじゃん。俺の彼女にしたい。」


「だめー。瑞希は俺のだから。やんねぇし。」




啓太さんは私を抱き寄せて言った。


俺のだからって…

やんねぇって…


キュンってした…





「なんだよー。ま、瑞希ちゃんだっけ?頑張ってねー」



そう言ってお友達さんは屋上を出てった。



ここにいるのは、啓太さんと私だけ…








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