キミは生意気な年下王子!?



『なんでそんな顔近づけてんの…?』



ドアを開けたとき、明はベッドの上で丸まって寝てた。



うん、そこまではいいんだよ?



問題は、樹が眠ってる明の顔に自分の顔を近づけてたから!!



『はい!?い、樹って明のこと……いや、ダメダメ!!樹はあたしのなんだから~!!』



樹って、あっち系だったわけ!?…いや、こっち系?……それとも、そっち系…?



『とにかく!!そんなのあたし許さないから~!!』



頭の中がゴチャゴチャになりながらも、2人に近づいて叫ぶ。



< 169 / 254 >

この作品をシェア

pagetop