キミは生意気な年下王子!?
『え!!本当にくれるの!?』
「あげてもいいけど…。」
マジで!?やった♪
まだ眠そうな明に視線をやると、カバンをゴソゴソし始めた。
『ね、あたし前髪おろしてる明初めて見たんだけど!!』
「そう…かな?ん、そういえばそうかも。」
なんか、いつもと雰囲気が違う感じ。
「…はい、この中から好きな色選んで。」
『どれどれ~?……うわ!!超いっぱいあるんだけど!!』
カバンから取り出した入れ物の中を覗いて見ると、いろんな色のヘアピンが入ってた。