キミは生意気な年下王子!?
『「は?」』
ぇ、なに言ってんの明。
『「今、なんか言った?」』
いやいやいや、どんだけハモってんのよあたし達…。
あたし好きって言ったよ?
そ、そしたら“好き”が二重に聞こえて…。
『あたしのこと好き、なの?』
しどろもどろに明に聞くと、ボッと一気に明の顔が赤くなった。
「ん…。瑠奈は?」
『好き、です。』
ちょっと待って。
あたしこんなパターン考えてなかった…。
どうすればいいの…!?