キミは生意気な年下王子!?
『なる!!』
明の彼女になれることが…素直に嬉しくて。
あたし今、めちゃくちゃ幸せ。
「じゃあ、これからもよろしく。」
『ん、よろしくっ。』
2人して笑いあった後、あたし気づいた。
『明。』
「ん?」
『…携帯の、アドレスとか…教えて?』
だんだんと小さくなっていく声で一生懸命聞くと、「うん」と優しく笑ってくれた。
『…ありがと。』
「ん、暇があったらメールするね。」
明、それ女の子のセリフ…。
そんな明が可愛くて「あたしも!!」と返した。