キミは生意気な年下王子!?



『なる!!』



明の彼女になれることが…素直に嬉しくて。



あたし今、めちゃくちゃ幸せ。



「じゃあ、これからもよろしく。」


『ん、よろしくっ。』



2人して笑いあった後、あたし気づいた。



『明。』


「ん?」


『…携帯の、アドレスとか…教えて?』



だんだんと小さくなっていく声で一生懸命聞くと、「うん」と優しく笑ってくれた。



『…ありがと。』


「ん、暇があったらメールするね。」



明、それ女の子のセリフ…。



そんな明が可愛くて「あたしも!!」と返した。



< 252 / 254 >

この作品をシェア

pagetop