キミは生意気な年下王子!?
「お、あれ有紗(アリサ)か?」
「有紗!?どこぉ。」
「入り口んとこ。」
奏汰が指す入り口のところには、キョロキョロと周りを見てる、超絶美少女がいた。
『有紗!!こっちこっち!!』
席を立ち、手を振りながら大声で言うと、気づいた有紗がニコッと微笑んでこっちに来た。
「もうみんな食べ終わっちゃった??あ~あ、急いで来たんだけど…。」
あたしが食べ終えたラーメンを覗き込み、はぁ、とため息を吐く。
「今仕事終わったの?」
「ううん、入学式面倒くさいから今まで寝てたの。」
『あ、そう。』
すごいです有紗さん。まね出来ません…。