恋ジグザグ~“好き”と素直に言えなくて~
「遊ぼ、遊ぼ♪」
「ヤ」
「オレらが相手じゃ、桃尻も不満かもしれねぇが、オレらだってお前でガマンしてやってんだぜ」
「そうそう。ここは素直に喜んで遊ぶくらいのかわいげってヤツがオンナには必要だ」
「別に、イヤイヤ遊んでもらわなくていいし」
だって、あたしにはおにーちゃんがいるし、ショーが終わったらいっしょにお昼ゴハン食べる約束してるから。
「別に警戒とかしなくても、楽しく3人いっしょに遊園地で遊ぶだけだから♪」
「ホント怖がらなくてもいいって♪ オレら、別にお前のこと、取って喰おうっていうんじゃねぇから」
「そうそう♪ ヘンなこととかしねぇし♪」
「だからヤだってっ……」
ふたりの前から去ろうとするあたし。
だけどその前に、金太がサッと立ちはだかって、まるでバスケットのドリブルを阻止するみたいな感じで“通せんぼ”をした。
だからあたしは回れ右をして歩き出そうとするんだけど、今度は銀次があたしの前に立ちはだかる。
「ヤ」
「オレらが相手じゃ、桃尻も不満かもしれねぇが、オレらだってお前でガマンしてやってんだぜ」
「そうそう。ここは素直に喜んで遊ぶくらいのかわいげってヤツがオンナには必要だ」
「別に、イヤイヤ遊んでもらわなくていいし」
だって、あたしにはおにーちゃんがいるし、ショーが終わったらいっしょにお昼ゴハン食べる約束してるから。
「別に警戒とかしなくても、楽しく3人いっしょに遊園地で遊ぶだけだから♪」
「ホント怖がらなくてもいいって♪ オレら、別にお前のこと、取って喰おうっていうんじゃねぇから」
「そうそう♪ ヘンなこととかしねぇし♪」
「だからヤだってっ……」
ふたりの前から去ろうとするあたし。
だけどその前に、金太がサッと立ちはだかって、まるでバスケットのドリブルを阻止するみたいな感じで“通せんぼ”をした。
だからあたしは回れ右をして歩き出そうとするんだけど、今度は銀次があたしの前に立ちはだかる。