ひまわり
夢の中で寝た辺りに近づくと、自転車の速度を緩めた。

回りの風景を見ながら、夢の内容を思い出す。


「そーいえば、この斜面に遅咲きのひまわりが一輪咲いていたよなぁ?」

いつも通っているから、ひまわりの存在は知っている。

今日もそのひまわりを見つけた。









途端、









頭に激痛が走る。









痛くて目を閉じれば、
雷が横へと走ってゆく。









「っツ!・・・」
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