Darkness Butterfly

「酔ってる?」

まさか、とは思ったけれど良壱の顔を覗く。

「いや。」

酔ってはないらしい。

手を繋がれて嫌な気分にはならない。

そのままにしておいた。

でも、ただ手を繋いでいるだけじゃない事がこの後わかった。



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