Darkness Butterfly

あんたかって…。

アキヒトさんと海達が、席を外した。

それほど、鈴と一緒にいるのが嫌らしい。

なんて奴なんだ鈴!!

尋常じゃないな…。

「何かある?」

あたしは口を開く。

視界の端で良壱は煙を吐き出す。

「いや、思ってたより小さいなぁと思って。」

「あぁ?」

確かに、話してると気分が悪くなる。

夏弥も割り箸を持つ手にミシミシと力を入れている。
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