Darkness Butterfly

……のぁ?

な、何っ?

何?

ギョッと目を開ける間もなく、良壱は楽しむように唇の角度を変えてくる。

そして、唇の端、頬へとキスをする。

最後に耳を甘噛みされた。

「…な。」

「あ?」

不機嫌っぽい声が返ってきて、首を横に振った。

それに自分が何を言いたいのかもよく分からなかった。

寝る前、もう一度キスをした。


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