Darkness Butterfly

それは、もう。

鬼よりも般若よりも怖いオーラを出した人がいましたとも。

そして、あたしはすっごい怒られた。

こんなに怒られた事は、生まれて初めてなんじゃないかってくらい。

大体の内容は、無茶すんじゃねぇ、勝手にチーム降りていいなんていってねぇだろうが…だった。

小一時間くらいのお説教の最後に聞かれた。

「携帯は?」

「…ぶっ壊れました。」

正直に答えたら、舌打ちをされた。

あたしが壊したんじゃないのに!!


< 204 / 300 >

この作品をシェア

pagetop