Darkness Butterfly

玄関を出ると、高級車が止まっていた。

あたしはさっきより、口を開ける。

「アキヒトの車だ。」

スモークがかかってる窓が開いて、夏弥とアキヒトさんが見えた。

後ろから良壱に押し込まれて、高級車に乗る。

「お久しぶりです。」

アキヒトさんは、ミラー越しに言う。

そういえば、クリスマスも会ってないと思って、

「お久しぶり。」

と返す。


< 226 / 300 >

この作品をシェア

pagetop