Darkness Butterfly

「あの時は、ごめんなさいね。」

あの時。

「なんか、あったっけ?」

「覚えてないの?」

あの時、というのはきっと二年前のこと。

「二年前のことは、よく思い出せないんだ。」

苦笑いをする。

「そう…。」

石塚は急に。

「この話はおしまい!そこに寝て、背中だして。」

あたしは従った。





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