SEVEN‐GUARDIANS



散歩が終わり部屋に戻ると、

乳母が待っていた。


「ミリアルド様。
今日は馬術の日ですから、お着替えください。」


「わかったわ。」


“ミリアルド”それが彼女、姫の名前。


姫は急いで着替えて外に出ていく。

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しばらくして馬術が終わり、


姫は部屋に戻る。


そして乳母の話を待っていた。

姫はこの時間を一番の楽しみにしていた。

なんていったって、

普段何も耳にすることの無い外のことについて聞けるからだった。


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