繋いだ手を離さない~二章
兄と弟
車は葛城コーポレーションに着き、車を駐車場に止めて足早に社長室に向かった

エレベーターを降り社長室の扉の前に立ってノックをしようとした


中から言い争う声がした


怜哉と…兄の恭哉だった


「まさか…」


先程あった事で言い合いになってると感じ、真弥は扉を開けた…ーー
< 101 / 249 >

この作品をシェア

pagetop