繋いだ手を離さない~二章
「待って…」
瑠衣が立ち止まった時…
「武藤瑠衣さんー、診察券忘れてますよ」
病院の入り口に看護婦さんが叫んでいたのに振り向いた瞬間
『早くしろ!!』
後ろの車の中から聞こえた声…
瑠衣は知っている
昔聞いた思い出したくない人物の声だった
瑠衣が立ち止まった時…
「武藤瑠衣さんー、診察券忘れてますよ」
病院の入り口に看護婦さんが叫んでいたのに振り向いた瞬間
『早くしろ!!』
後ろの車の中から聞こえた声…
瑠衣は知っている
昔聞いた思い出したくない人物の声だった