繋いだ手を離さない~二章
「だって私…」


瑠衣は抱きしめられていた腕を少し押して泣きながら怜哉を見た


怜哉は優しく微笑みながら


「子供、すごく嬉しいよ。2人で育てよ」


「でも…怜哉は…」

「瑠衣、もう親父も知っていて喜んでいる。それとこの前、バカ兄貴と会ったでしょ?妹出来たって自慢されたぞ」
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