繋いだ手を離さない~二章
立ち上がって机からテディベアを持って怜哉に渡した


「これがそのテディベアなの…さっきの話しでこれなんだと思った。でも…真弥に言えなかった…だってこれ見つけたら…みんな傷つく…」

俯いて下唇をギュッと噛んだ


「瑠衣、おいで」


座っていた怜哉は瑠衣の手を引いて自分の膝の上に乗せた


「怜哉…」


「瑠衣、大丈夫だよ。誰も傷つかないようにしてくれるはずblackDragon ならね隠していたら今度瑠衣が傷つく…だから」


「うん…わか…った」


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