繋いだ手を離さない~二章
君を守るもの
「さあ、みんな待っている」
怜哉が瑠衣の手を握りながら部屋を出ようとした
「待って、お兄ちゃんに渡さないと」
瑠衣はテーブルの上にあるテディベアを大事そうに抱きしめた
「瑠衣、行こう」
「うん」
怜哉は肩を抱いて部屋を出た
怜哉が瑠衣の手を握りながら部屋を出ようとした
「待って、お兄ちゃんに渡さないと」
瑠衣はテーブルの上にあるテディベアを大事そうに抱きしめた
「瑠衣、行こう」
「うん」
怜哉は肩を抱いて部屋を出た