繋いだ手を離さない~二章
「あ」


廊下に出ると腕組みして眉間にシワを寄せていたが、2人を見て驚いている紅聖が立っていた


「怜哉…瑠衣ちゃん?」


肩を抱きながら出てきた2人を見て紅聖は目を見開いていた

「今から大事な話しある。みんなまだいるのか?」


「あ…あぁ、みんな待ってる」


2人は紅聖の後を歩き、先ほどの部屋に戻った
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