繋いだ手を離さない~二章
「そのまんまだ。探し物は見つかった。なら此処にいなくても良いだろ?」


「まだ危険なのは変わらない!」


「じゃあ、マンションじゃなくて親父の所にすればいいか?俺の子供妊娠してるのに、青龍華神の頭が‘父親’なんて言ってると聞いたら何ていうかな」


怜哉は口端を上げて真弥は眉間にしわを寄せて睨んだ
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