繋いだ手を離さない~二章
真弥は千明の腰に手を回しながら部屋を出て行く


千明は少し震えていた


「大丈夫か?」


「ええ」


「後は紅聖に任せればいい」


2人は振り向かず真っ直ぐ前を向き水嶋家を出て行った
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