繋いだ手を離さない~二章
ふと横を見ると
怜哉の父親、葛城晴哉だった


「お父様…」


「ふふ…お父様って良い響きだね。今までこうやって話すこと出来なかったから少しお相手してね」

「はい」


瑠衣は微笑み頷いた父親も普段は人を寄せつけないオーラを放っているが、瑠衣の前では優しく見つめていた
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