繋いだ手を離さない~二章
「どうしたの?」
突然部屋を出て瑠衣は戸惑っていた
パタンとドアを閉めると怜哉が背中から抱きしめて来た
「瑠衣」
「ん?」
「今、真弥がとてつもなく緊張しているはず」
後ろから抱きしめながら耳元で楽しそうに怜哉は喋る
「お兄ちゃんが緊張?」
「そ、うちの親父に挨拶するって言ってたからな。瑠衣の事で」
突然部屋を出て瑠衣は戸惑っていた
パタンとドアを閉めると怜哉が背中から抱きしめて来た
「瑠衣」
「ん?」
「今、真弥がとてつもなく緊張しているはず」
後ろから抱きしめながら耳元で楽しそうに怜哉は喋る
「お兄ちゃんが緊張?」
「そ、うちの親父に挨拶するって言ってたからな。瑠衣の事で」