繋いだ手を離さない~二章
誕生
まだ予定日より早かったが陣痛が始まってしまった


「瑠衣ちゃん!」


「千明さん…だ…大丈夫。病院電話…してもら…えますか」

千明が電話し、瑠衣が辛そうな顔をして話す


「千明さん、病院まで乗せていって…もらえますか…」


「当たり前でしょ!頑張って」


先生の指示通りに着替えなどあらかじめ用意したバッグを持ち、千明の車で病院に向かった
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