繋いだ手を離さない~二章
日付が変わり、もうすぐ夜が明けようとしていた


ソファーで真弥と千明は目を瞑っていたが怜哉は祈りながらドアを見続けていた

その時


(オギャーオギャー…)


怜哉は目を見開き立ち上がった


(カチャリ)


そして前の扉が開いた
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