繋いだ手を離さない~二章
「…怜哉?」


話し声で真弥が目を覚ました


目の前で怜哉が立ちすくんでいた


「怜哉!」


「…」


返事をしないし背中を向けていて表情も分からなかった


何かあったのか心配になり、真弥は立ち上がり怜哉の前に立った
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