繋いだ手を離さない~二章
朝から温かく、風も優しく、2人を祝福してくれているようだった


とある森の中の教会で怜哉と瑠衣は結婚式を挙げる


怜哉は朝からソワソワして真弥や紅聖達に笑われていた


瑠衣は控え室で真っ白なドレスを身にまとい2人の天使達をあやしていた


「瑠衣ちゃん、そろそろ式が始まるから‘翼’と‘茜’連れて行くよ」


「お願いします」


瑠衣は怜哉の両親に子供達を預けた
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