繋いだ手を離さない~二章
瑠衣とその人は教会の大きな扉の前に立っていた


扉の横にいる係りの人と目が合うと


中から音楽が流れると同時に扉は開かれた


『さあ、瑠衣』


「はい、‘お父さん’」


ゆっくりとヴァージンロードを歩く
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