繋いだ手を離さない~二章
兄貴は俺から女の子の名前を出した事に凄く驚いていた


『怜哉、お前の大事な人なのか?』


そう言われ


『ただ一人の女だ』

と正直な気持ちを言うと、わかったと明るい声で言われた


今まで全て見合いを断り、親父達は一生独身でいるのかと心配してたからな


これからも瑠衣しか考えられない…
< 43 / 249 >

この作品をシェア

pagetop