繋いだ手を離さない~二章
「瑠衣に教えてあげたい…」


怜哉がつぶやいた


「ん?」


「俺の気持ち。迷惑なんて思った事もないし。むしろ瑠衣に感謝してる」


「んー怜哉のあんな優しい顔見たことなかったからな。瑠衣と会う前は」


「ああ」


「怜哉の気持ち瑠衣もわかってるよ。あの手紙見て泣き叫んだからな」
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