隣の北村さん。
仕事が終わり、俺はいつもどおりに家に帰ってきた。

階段を上るとなんだかいいにおい・・・いや・・・

アレ・・・・






焦げ臭い・・・・!?


嫌な予感がしてあわてて階段を上って家のチャイムを鳴らした。

『は~い』

中から女性の声・・・というか北村さんの声がした。

『時島です』

『おかえりなさい!』

朝とは見違えるような笑顔でドアが開いた。

ちょっと一瞬ドキッとした自分に

いささか寂しさを覚える。

もし・・・俺にも彼女ができたらこんな感じ?



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