隣の北村さん。
アパートで。
なんだかいろいろあって、本日も帰宅。

今日はほとんど北村さんとの接点はなし。

初日ということで、前の上司に連れられて外回りに出てたみたいだった。

たまーーーには俺も外回りあるけど、ホントたまーーーーに。

アパートについて鍵を出そうとしていたら、隣の家の扉が開いた。

そして隙間から『じー』っとコチラを見てくる目線・・・

『こ・・こんばんは・・・北村さん?』

俺はどうしていいのかわからず、ドアの隙間からのぞいてくる

北村さんに微妙に笑って見せた。

すると・・・・・

『うぅ・・・時島さん・・・・』

今にも泣きだしそうな顔で俺を見つめる北村さん。

『ど・・どうしたんですか?』

俺ちょっと引き気味。

『うぅ・・・ぅ・・・お腹すきました・・・』


『はいぃぃぃぃ?』






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