隣の北村さん。
『でも、私、時島さんが同じ会社にいて、
びっくりもしましたけど、うれしかったんです。
だって、私知ってる人はコチラには一人もいなかったですし・・・』
天使の微笑み再び降臨。
そんな顔で言われても・・・
俺だってまだまだ半人前ですってば・・・。
『まぁ、俺もまだまだ半人前なので、期待されても・・・
それに、北村さんが俺より年上ってのにはホント驚きました』
あははははと笑いながら言ってみたり。
女性ってやっぱり年齢に触れたらアウト?
『へ?私そんなに若く見えます??』
驚いたような表情で俺のかを見つめてくる。
『思いっきり・・・』
『うれしいのか悲しいのか・・・
私もぅ30になるんですけどねぇ・・・あさって』
思わず俺は飲んでた味噌汁を吹きそうになった。
『えぇ!?30ですか!?』
『はい』
真顔で言ってるからたぶん本当だ・・・。