隣の北村さん。
思わず自分の目を疑った。

このアパートには部屋が6つある。

1階の一番奥の部屋には大家さん。

そのほか1階には2部屋。

2階は一番手前が俺の部屋、

一番奥にも人が住んでいて、

俺の部屋の隣は空き部屋だった。

だが、この床に倒れている人はどの部屋の人でもない。

俺の知らない人だった。


ソレも運悪く俺の部屋の前・・・・

このまま放っておいても・・・・・

ため息混じりに俺は両手で頭をかいた。

『うがぁぁぁぁ』とかいって。


< 4 / 32 >

この作品をシェア

pagetop