いつまでも、ずっと
「いらっしゃいませ!
ご注文は・・・って、奏君!?」
「比奈ちゃんのバイト服を
見に来た。可愛いね」
「え?いやいやっ!」
あたしは動揺しまくりで。
奏君、来てくれたんだ!
それだけで嬉しいや。
「俺、コーヒーにする」
「かしこまりましたっ」
あたしは駆け足で厨房?へ。
伝達をし終え、声を掛ける。
「中村君、ありがとね?」
「おう、」
中村君とはいつもこんな感じ。
注文取りに行くのの役割分担が
あたし達の中で決まってる。
というか、自然に決まった。