いつまでも、ずっと
男の子の時は行ってくれるし、
女の子の時はあたしが行く。
中村君もモテそうな感じだし。
声掛けられるの嫌みたい。
さり気なく気遣いあえる、
頼もしいバイト仲間だったり。
「コーヒーできたぞ!」
その声を聞き、コーヒーを
取りに行く。
そして奏君の所に届けた。
「コーヒーですっ!」
「ありがとう。」
奏君に、そう言われるだけで
身体中が熱くなる気がする。
奏君、やっぱ格好良いな。
しかも、コーヒーブラックとか、
あたしだったら絶対無理。
苦くて死んじゃうかも。
実際、死なないだろうけど。