向日葵になりたい。(修正済)
陸が降りる駅はあたしが降りる駅のひとつ先らしいので、同じ電車に乗ろうと券売機へ。



あたしがボタンを押して切符を買っていると


「あれっ?ない!」

と陸の声。



「──お金ですか?なんなら貸しますよ」

「いや、そうじゃなくて・・・・・携帯が」

「えっ?マジで」

「うん。さっき走ったときに落としたのかなぁ。それともさっきの店に置いてきたのかなぁ。やべぇな
───あのさ、海ちゃんの携帯でちょっと俺のにかけてみてくれない?」


あたしは陸の番号を聞き、電話をした。
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