向日葵になりたい。(修正済)
電車に乗って20分程であたしのアパートがある駅へと着いた。
「それじゃあ、お疲れ様でした」
「うん。お疲れ様、気をつけて」
ホームで発車を知らせるベルが鳴る。
電車のドアが閉まる───寸前、何故か陸も降りた。
「何やってるんですか
高原さんが降りる駅はもうひとつ先だって──」
「そうだよ」
「じゃあ何で───」
「女の子1人で夜道歩かせるわけにはいかないから」
「大丈夫ですよ。15分くらい歩けばアパートに着きますから」
「1人の15分は長いよー!ほらっ行こっ!」
そう言って陸はあたしの手を握り、歩き出した。
「それじゃあ、お疲れ様でした」
「うん。お疲れ様、気をつけて」
ホームで発車を知らせるベルが鳴る。
電車のドアが閉まる───寸前、何故か陸も降りた。
「何やってるんですか
高原さんが降りる駅はもうひとつ先だって──」
「そうだよ」
「じゃあ何で───」
「女の子1人で夜道歩かせるわけにはいかないから」
「大丈夫ですよ。15分くらい歩けばアパートに着きますから」
「1人の15分は長いよー!ほらっ行こっ!」
そう言って陸はあたしの手を握り、歩き出した。