向日葵になりたい。(修正済)
「うん。必ず店に飾ること」
「店に・・・・なんでだろ?」
「俺も聞いてみたんだ。
そしたらあいつ、何て答えたと思う?」
「・・・んー・・・・なんだろ・・・・わかんない」
「あいつ『この絵を飾っておけば仕事をしてても海が近くにいるようで俺のやる気が出るから』って。
クールなあいつがそんなこと言うなんて・・・・。
相当、海ちゃんに惚れてんだなって思ったんだ」
「・・・・先生」
「でも・・・・完成して、額を買って、さぁ飾ろうと思ってた矢先・・・・二人は居場所を見つけられた」
「・・・・・・」
「でもこの絵は、あいつがまた戻って来たときのために飾っておこうって決めたんだ・・・・・なのに・・・・あのバカ・・・・・」
「・・・・・ほんとバカですよね。
バカで、クールぶってるけどほんとは寂しがり屋で、イジワルで・・・・でも優しくて・・・・・あったかくて・・・・」
「・・・・海ちゃん・・・・」
「先生がいなくなって10年・・・・悠斗さん、あたし、あの頃の先生と悠斗さんと同い年になって思ったんです」
悠斗さんはあたしをただじっと見つめ、話を聞いてた。
「店に・・・・なんでだろ?」
「俺も聞いてみたんだ。
そしたらあいつ、何て答えたと思う?」
「・・・んー・・・・なんだろ・・・・わかんない」
「あいつ『この絵を飾っておけば仕事をしてても海が近くにいるようで俺のやる気が出るから』って。
クールなあいつがそんなこと言うなんて・・・・。
相当、海ちゃんに惚れてんだなって思ったんだ」
「・・・・先生」
「でも・・・・完成して、額を買って、さぁ飾ろうと思ってた矢先・・・・二人は居場所を見つけられた」
「・・・・・・」
「でもこの絵は、あいつがまた戻って来たときのために飾っておこうって決めたんだ・・・・・なのに・・・・あのバカ・・・・・」
「・・・・・ほんとバカですよね。
バカで、クールぶってるけどほんとは寂しがり屋で、イジワルで・・・・でも優しくて・・・・・あったかくて・・・・」
「・・・・海ちゃん・・・・」
「先生がいなくなって10年・・・・悠斗さん、あたし、あの頃の先生と悠斗さんと同い年になって思ったんです」
悠斗さんはあたしをただじっと見つめ、話を聞いてた。